右も左も分からぬレガシーという未知の環境、レガシーフォーマットへの参入を躊躇うほどに大きな障害であるデュアラン。そんな高額カードが無くてもある程度キチンと強い!という単純な理由で作り上げた赤単バーンを片手に参加した、忘れもしないGP京都2014。


洗礼。


ドラゴンの迷路から参入した身分では一切馴染みのないキーワード能力の応酬に加え、どのようなデッキでどのようなギミックがあるのか盤面の情報からはほとんど判断出来ず、突然もたらされる敗北の数々。
盤面に出ていないカードの色を強制的に塗り替えられる、渡した先手1t目にワンキルされる、2t目に15/15の滅殺6持ちの化け物を着地させられる、3t目に2/2のクリーチャーをキャストとともに3枚ドローされる、等。
常識を逸脱したかのような、スタンダード環境との圧倒的なカードパワー・スピードの違いに9Rをフルで戦い終わった後は、まるで休まず数時間くらいRPGをやった後かのような疲労感がありました。


あれから1年。
スタンダード・モダンフォーマットを主体にしてMtGとお付き合いして来ましたが、きたる12/19,12/20。
年末最後の完全招待型公式イベントにしてスタンダード×レガシーという混合フォーマットで行われるThe Last Sun 2015。
その予選を突破して権利を得て、しかも1byeまで獲得しました。


レガシー。
この先、長くMtGを続けていくならば…いずれは絶対に向かい合わなければならないフォーマット。
しかも来年には国内で再びレガシーフォーマットのGPがあります。

やるしかないな。やるしか。
今やるか先延ばしにするかなら、もういっそ今やろう。
今から来年のGPに向けて準備しよう。1年掛けて準備する。

そう思い立ち、12/26に開催されるEternal Festival Tokyo 2015の予約も済ませてレガシーのデッキを制作しました。今度はバーンに甘えず。



「Punishing Jund」

4 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
4 《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》
3 《不毛の大地/Wasteland》
3 《Badlands》
2 《Bayou》
2 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
2 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
1 《森/Forest》
1 《沼/Swamp》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
23 Lands

4 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4 《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4 《闇の腹心/Dark Confidant》
3 《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
15 Creatures

4 《突然の衰微/Abrupt Decay》
4 《稲妻/Lightning Bolt》
3 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
3 《罰する火/Punishing Fire》
3 《Hymn to Tourach》
3 《思考囲い/Thoughtseize》
1 《毒の濁流/Toxic Deluge》
1 《森の知恵/Sylvan Library》
22 Spells

60 Mainboard Cards


総額20万強。笑
かなりの痛手で作りました。

さて、このPunishing Jundというデッキは多彩に採用された除去札を駆使し強力な《タルモゴイフ/Tarmogoyf》や《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》等で追加戦線を維持して盤面を圧倒、《闇の腹心/Dark Confidant》と《森の知恵/Sylvan Library》の手札補強でバックアップしながら戦うアグレッシブなデッキなのかと思いきや、回してみるとどうやら対戦相手の手札やボードを手札破壊・除去でコントロールしながら戦うデッキのようです。
序盤から積極的にクリーチャーを展開して仕掛けていくよりは、相手の戦線や手札をスペルで削りつつ、リソースが切れた頃合いを見計らってアタッカーのクリーチャーを展開して仕掛けていく感じ?みたいな。
まだ把握し切れていないので断言が出来ませんが。涙
とにかく、リストの面構えからは想像だに出来ない繊細な除去コンのような印象でした。

細々とチームメンバーに調整強力して貰いながら回しています。
これからレガシー調整録的な事を挙げながら皆様の知識やアドバイスを頂戴するかもしれませんが、何卒。

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