タイトルの大会が両方とも英語で書きにくいw
まずはスタンダードのデッキからご紹介を。今回使用したのはBMO.vol 5の時から幾度かの公式大会を経て手応えを掴んで調整して来た「ジェスカイドラゴン」です。
4 ヴリンの神童、ジェイス
4 カマキリの乗り手
4 雷破の執政
3 龍王オジュタイ
3 魂火の大導師
(18)
4 龍詞の咆哮
4 シルムガルの嘲笑
4 勇敢な姿勢
3 焙り焼き
2 時を越えた探索
(17)
4 溢れ返る岸辺
4 汚染された三角州
3 戦場の鍛治場
3 燻る湿地
2 シヴの浅瀬
2 大草原の川
3 島
2 山
2 平地
(25)
4 焦熱の衝動
3 払拭
2 引き裂く流弾
2 光輝の炎
2 否認
1 焙り焼き
1 魂火の大導師
メイン4枚採用の《勇敢な姿勢》とメイン・サイド合わせて4枚採用の《焙り焼き》を支柱に、大振りなデッキ相手や攻めの盤面を構築した後、並びに先手後手を切り換える時に対戦相手の意表を突く事が可能な《シルムガルの嘲笑》を4枚採用した、対アブザンアグロのキラーデッキのような仕上がりになっています。
《勇敢な姿勢》の4枚採用は過剰なのでは?と思われるかもしれませんが、《勇敢な姿勢》が本来持ちうる除去性能がこのデッキの痒い部分、対戦相手の《雷破の執政》や《龍王シルムガル》などの《焙り焼き》では焼けず《龍詞の咆哮》では届かないタフ4以上の飛行圏を除去する時に非常に役立ち、そして盤面に残ればゲームを速やかに終了に導くフィニッシャーである此方の《雷破の執政》《龍王オジュタイ》を守る為の守り札としても使用出来るので、使い勝手の柔軟性に優れているのが利点です。
このデッキの大半を占める2マナ圏の除去・カウンタースペル、《龍詞の咆哮》《勇敢な姿勢》《シルムガルの嘲笑》《焙り焼き》が輝くのは特に3t目に《カマキリの乗り手》を走らせた後の4t目、土地が4枚目に達した時、ダブルアクションでボードアドバンテージの風上を維持する事と先手後手を入れ換える場面で強味を増します。此方のメインのワンアクションに対する対戦相手の動き、または返しのターンの対戦相手の動きへのレスポンスを強く意識する事で
攻め・守りをスイッチしてゲームを優位に進めていくのが狙いです。
GP神戸にこのデッキで参加する事は叶いませんでしたが今回はバッチリ調整期間を設け、満を持しての持ち込みとなりました。
このThe Last Sunの直前までサイドに4枚採用していた《乱撃斬》は、プレイヤーには当てられなくなるもののクリーチャーに対する2点ダメージという基本的な使用観点が同じで、かつ、魔巧を達成すれば3点ダメージまで見込め、今まで《龍詞の咆哮》でなければ手が届かなかった《カマキリの乗り手》と《乱脈な気孔》への単発除去として、そして此方の《カマキリの乗り》や《魂火の大導師》をブロックに回してからの3点ダメージでタフネス4〜6までを討ち取る事が可能になる汎用的な観点から《焦熱の衝動》に変えました。
前述した通り、主にアブザンアグロや赤単などのビート系とのマッチアップを視野にチューンされていますが瞬発力のある《カマキリの乗り手》とバーン性能の高い《雷破の執政》の優秀な飛行圏のお陰でアブザンアグロよりも変則的な動き方をするミッドレンジ系相手にも上手く立ち回る事が出来ます。
◉対アブザンアグロのIN/OUT
-OUT-
3 《魂火の大導師》
-IN-
2 《引き裂く流弾》
1 《焙り焼き》
魂火の大導師はアブザンアグロに対しては非常に弱いクリーチャーです。2t目の最適な動きは《ヴリンの神童、ジェイス》だと感じるので彼以外の動きの場合は除去かカウンターに沿う方が効率が良いため、《焙り焼き》を追加する事で此方のメインの動きを補完します。
3t目は《カマキリの乗り手》を走らせて《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》を牽制します。もしこの返しに《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》を展開して来たら、出て来たトークンにドラゴンボーナスの《龍詞の咆哮》を当ててから《カマキリの乗り手》で《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》を葬り、2マナを構えた状態で4t目を終わらせてしまいます。この構えた2マナで《シルムガルの嘲笑》や《勇敢な姿勢》を持ったままボードアドバンテージを維持するプランで攻める選択肢もあり、余裕があるなら《カマキリの乗り手》を敢えて除去させて《時を越えた探索》を構えておけるのでかなり強いですね。仮に対戦相手の4t目の動きが《包囲サイ》でも此方の4t目の動きは変わらず《勇敢な姿勢》か《焙り焼き》で《包囲サイ》を始末した後に2マナを構えてターンを返せば良いだけです。
と、まぁこんな自分専用デッキのサイドボード案を此方に書き連ねても、折角一読して下さっている読者様の方々には読んでいても仕方無いような内容だと思いますので、この辺りで切り上げて次のレガシーのデッキのご紹介をさせて頂きます。
豊富な除去とハンデスでボードアドバンテージをコントロールする事を戦術にする「ジャンド」です。
4 新緑の地下墓地
4 燃え柳の木立ち
3 血染めのぬかるみ
3 不毛の大地
3 Badlands
3 Bayou
1 樹木茂る山麓
1 沼
1 森
(23)
4 死儀礼のシャーマン
4 タルモゴイフ
4 闇の腹心
3 血編み髪のエルフ
(15)
4 突然の衰微
4 罰する火
4 思考囲い
3 稲妻
3 hymn to Tourach
3 ヴェールのリリアナ
1 森の知恵
(22)
2 外科的摘出
2 ゴルガリの魔除け
2 赤霊破
2 真髄の針
2 仕組まれた疫病
1 hymn to Tourach
1 紅蓮破
1 Chains of Mephistopheles
1 窒息
1 殺戮遊戯
このThe Last Sunのために組み上げたようなものです。主にデルバー系やミラクルとのマッチアップを視野にチューンしています。
などと、それらしく書きましたが…単純にレガシーの知識がほとんど無い状態での参戦でしたので晴れる屋さんに記載されている直近2週間のメタゲームから推測し、使用者が多いであろうと予想したデルバー系とミラクルだけを最低限ケアしていたのかもしれませんね。
青絡みのデッキ相手には《渦まく知識》で回避される可能性を加味してメインの《思考囲い》を全抜き、サイドから4枚目の《hymn to Tourach》を追加、そして《Chains of Mephistopheles》や《赤霊破》等の各種青対策のカードを更に追加して徹底的な妨害姿勢を前面に出していきます。
お陰で前日までの調整ではUW奇跡(所謂、ミラクル)やRBUデルバーとのマッチアップで負けは付かず、基本的にはジャンド側が有利!!という、このデッキを組み上げた当初からの目的通りの着地点に至れた事でThe Last Sun本戦に持ち込む用意が出来ました。
それではThe Last Sun本戦を。
The Last Sun 1日目
R1 bye
R2 マルドゥミットレンジ
○○-
R3 エスパートークン
○○-
R4 白黒戦士アグロ
××-
1日目 スタンダード 3-1
最終戦の白黒戦士アグロは非常に戦い難かったですね。
赤単のようなデッキに対しては攻撃しながらも警戒でブロッカーになり得る《カマキリの乗り手》や相討ちをしたとしても2点ゲインをもたらしてくれる《魂火の大導師》が《龍詞の咆哮》とのゲイン除去の両面で大活躍してくれて時間稼ぎになるのですが、《血に染まりし勇者》《マルドゥの悲哀狩り》を筆頭にした1マナでパワー2の優秀なアグロクリーチャーを《血顎の憤怒鬼》の2体以上でないとブロック出来なくする効果でバックアップしながら序盤から攻めて来て、《アラシンの先頭に立つ者》の二段攻撃を付与する効果で戦線の打点を上げて来る戦法にはさすがに参りました。《絹包み》で此方のクリーチャーを除去しつつ《戦いの喧嘩屋》の強化条件を満たして攻めて来る戦法にもお手上げです。
一敗を喫した状態でレガシーへ。
R5 ミラクル(砂田翔吾さん)
○○-
R6 エルフ
○×△
R7 エルフ
○×○
R8 ANT(高橋優太プロ)
○××
高橋優太プロ、2戦目に先手ワンキルしてくる覇気。これが青を使っていない者の宿命なのか(^ω^)
1日目 レガシー 2-1-1
1日目総合成績 5-2-1
いきなりの首の皮1枚〜w
一抹の希望を掛けて2日目へ…!
The Last Sun 2日目
R9 アブザンコン(津村健二プロ)
○○-
R10 アブザンアグロ
○○-
R11 ダークジェスカイ
××-
2日目 スタンダード 2-1
此処で3敗を喫して後無しに…
R12 BUG続唱
××-
http://www.hareruyamtg.com/article/sp/category/detail/2294
ちー(^ω^)ーん
えーThe Last Sun 終了w
Eternal Festival Tokyo 2015もあるので練習練習、とレガシーやって帰りますw
R13 バーン
××-
《発展の対価》という、とんでもない火力を3t目くらいから当てられて焦げました。
R14 RBUデルバー
○○-
2日目 レガシー 1-2
The Last Sun 総合戦績 8-5-1
レガシーの洗礼か(^ω^)
いやはや、んー。
レガシーだよなぁ。
青を使っていない分、本当にどうしようもない時はどうしようもない。
ANTには常に不利なんだ、と頭に叩き込んで少し調整をしてEternal Festival Tokyo 2015に臨みます!
12/26 Eternal Festival Tokyo 2015
R1 BUWデスブレード
○×○
R2 UG実物提示教育
××-
R3 ANT
××-
1-2 ドロップ
(^ω^)
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