前回のヤカライブ!
レガシーでリーダーがボコボコにされちゃった!(^ω^)
でも2016年はレガシーのGPがあるの。ボコボコにされちゃったからって、此処で立ち止まってなんかいられないよっ!!


レガシー参入したての初心者が、青も使っていない分際で玄人仕事(レガシー環境を理解した上での細やかな技)を求められるミッドレンジを使う事自体が非常におこがましい。
というか、公認大会やMoでの練習もやらず週1で身内と練習するかしないか程度の経験値ではThe Last SunやEternal Festivalのようなレガシーの方々が犇めく大舞台で勝てる訳が無い。それは咎め。

練習量と環境理解、レガシーというフォーマットに対する考え方が足らなかったのはThe Last Sun・Eternal Festivalで痛い程に分からされた。
では、その次の要素。青を使わない(正確に言えば使えない)状態で、レガシー環境にいるコンボデッキ達や青を使ったデッキ達と対等に肩を並べていけそうなデッキは何なのだろう。そもそも青を使わない選択肢をレガシーで取るべきなのか。
SCGの動画、解説記事、外国のプロの方々の記事をEternal Festivalの終わり辺りからずっと探しては観て、探しては読むの繰り返し。
そして自分の中で一つの結論というか納得出来る答えを見出しました。



「MUD(茶単)」

4 《古の墳墓》
4 《裏切り者の都》
4 《雲上の座》
4 《微光地》
4 《ヴェズーヴァ》
4 《魂の洞窟》
(24)

4 《金属細工師》
4 《カルドーサの鍛治場主》
4 《磁石のゴーレム》
3 《ワームとぐろエンジン》
1 《隔離するタイタン》
1 《鋼のヘルカイト》
1 《荒廃鋼の巨像》
(18)

4 《厳かなモノリス》
4 《三なる宝球》
4 《虚空の杯》
2 《精霊龍、ウギン》
2 《稲妻のすね当て》
1 《イシュ・サーの背骨》
1 《威圧の杖》
(18)

理論上、1t目に《虚空の杯》をX1で設置するか《厳かなモノリス》から《三なる宝球》を設置すれば、青を使ったデッキの対戦相手を《Force of Will》でも構えていない限りそのまま絞め上げる事が出来る。
かつ、ジャンドを使っていて非常に苦手意識のあったANTは此方側が上記の行動を行った場合、あるいは普通に《磁石のゴーレム》をキャストしたら、もうゲームの続行がほぼ不可能な機能不全に陥る。
バーンも、エルフも、然り。
対戦相手のデッキを機能不全にするようなカードが多数積まれ、そして《金属細工師》と《威圧の杖》による無限ドロー・無限ライフ・無限パンプアップの無限コンボを搭載し、《金属細工師》《稲妻のすね当て》《カルドーサの鍛治場主》による最速2t目《荒廃鋼の巨像》での感染毒殺ワンキルコンボも兼ね合わせる。


これなんじゃないか、と。
此方が青を使えない以上、レガシーの環境でやる事が出来る最上級の選択肢は、これなんじゃないかと。
そう直感して年末に15万を費やしMUDを製作致しました。


此処から毎日Skypeで約4時間、地元やチームの人間ではないレガシープレイヤーの仲間と調整を繰り返します。レガシーというフォーマットの考え方と環境理解に励む毎日です。
やればやる程レガシーの楽しさに魅力され、調整した甲斐をあらゆる場面で見出せる素晴らしい日々です。
まるでMtGを始めたばかりの頃を思い出すくらい、毎日毎日調整にのめり込みました。いや、のめり込んでいます。(現在もw)

・UW奇跡コントロール
・RUスニークショー
・RUBデルバー
・BUGデルバー
・ANT
・土地単

仲間達に使用して貰い、プレイとして変な部分があったら指摘をして貰う。スタンダードでは基本的に自分が仲間達へ指摘する側なので、やはり自分が指摘されると理論を擦り合わせたくて異を唱えてしまう、言うなれば頑固さが自分の中にあるのですが、レガシーになると本当にやられる事・知る事の全てが斬新なので自分よりも遥かにレガシーをプレイしている仲間達からの指摘を素直に飲み込めている節があります。
これがあるから毎日が楽しいのだろうなぁ、と実感しています。
MUDを使うなら盤面(戦う土台)をしっかり固めるために、序盤の動きを円滑にしなければなりません。
その為に手札を引いた後、手札を見た段階で これをこうしてこれを置く、1t目の出方はこうしよう、そしてあれを引いたらこうする!といったムーブを淀みなく行えるようにする必要が必ずあるので、練習あるのみです。もしコンボが決まる手札なら、どのように動かすかをキチンと理解した上で淀みなくコンボまでの道筋を照らせる思考速度。

4 《抵抗の宝球》
3 《真髄の針》
2 《漸増爆弾》
2 《イシュ・サーの背骨》
2 《墓掘りの檻》
1 《トーモッドの墓所》
1 《防御の光綱》
(15)

MUDのサイドボードを練り込み、サイドする理論をキチンと理解する事に努めます。




さて少し遡って1/3に秋葉原一刻館で行われたデュアルランド争奪戦。
このMUDを持ち込んだ初めての公認大会となりました。

R1 リアニメイト(入江隼さん)
×○○

R2 ANT(山本康平さん)
○○-

R3 BUGデルバー(富澤晋さん)
×○×

R4 ANT
○○-

R5 MUD
○○-

4-1

キチンと調整で鍛えた知識と感覚で回す事が出来た大会でした。
淀みなく手札を回す事を念頭に、キッチリとサイドプランを考えてデッキに組み込んでいく練習の甲斐を感じられました。


そして1/9に行われた晴れる屋レガシー杯。

R1 カウンターバーン
×○×

R2 BUゾンビ
○○-

R3 マーベリック
○○-

R4 BUGデルバー
○○-

R5 マーベリック
×○×

R6 スニークショー
○○-

4-2

2t目に《カルドーサの鍛治場主》から《荒廃鋼の巨像》に繋いで最速2t目の毒殺ワンキルを2回、《金属細工師》と《威圧の杖》による無限コンボでのワンキルを2回、淀みなく始動する事が出来たのとキチンと盤面を見てコンボの始動タイミングを謀れた事に調整した甲斐を感じられました。特に最終戦のスニークショーとのマッチアップでは《睡蓮の花びら》と《裏切り者の都》から最速2t目に《実物提示教育》を打たれ、手札には《カルドーサの鍛治場主》と《三なる宝球》があったのですが、対戦相手のマナ基盤を鑑みて《三なる宝球》を指定する事で対戦相手が出した《全知》に対し綺麗に牽制出来、返しのターンで出した《カルドーサの鍛治場》から《イシュ・サーの背骨》を持って来て勝った試合と、《イシュ・サーの背骨》を手札にキープするサイド後のキープ基準の調整の成果を実感する事が出来ました。


1/11に行われた混合フォーマットによるチーム戦。

R1 ミラクル
○○-

R2 ミラクル(斉藤伸夫さん)
○××

R3 グリセルシュート
××-

R4 ANT
×○○

2-2


R2の斉藤伸夫さんが2戦目から貼って来た《基本に帰れ》に3戦目も土地を封じられて完封。
2戦目は後手で、1t目に《雲上の座》をセットし2t目に再び《雲上の座》をセット、捻った2マナから《真髄の針》2枚で独楽とジェイスを縛ったものの、その返しに《基本に帰れ》を貼られてしまい完全に機能不全に陥りました。
3戦目は《漸増爆弾》をカウンター3個置いた状態で《基本に帰れ》を牽制していましたが、《ヴェンディリオン三人衆》と《Karakas》を揃えられてしまい、このままでは此方のドローに合わせて毎ターン《Karakas》で戻した《ヴェンディリオン三人衆》をキャストされてドローをロックされる可能性があったので、やむなく《Karakas》が寝ている隙にカウンター3個乗りの《漸増爆弾》で《ヴェンディリオン三人衆》を破壊しました。その返しに《基本に帰れ》を置かれてしまい、という状態です。

まだまだ勉強しなければならない事が沢山です。精進あるのみです。

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